国際理解コース

本校は「国際理解コース」を設置し、我が国および諸外国の歴史・文化・言語に対する理解を深め、国際社会に生きる人間としての資質・能力を育成します。

◆国際理解コースが目指すもの

<国際社会に生きる人を目指して>
我が国及び諸外国の歴史・文化・言語に対する理解を深め、国際社会に生きる人間としての資質・能力を育成します。

・自分の考えを相手に伝えられる語学力・コミュニケーション能力
・異文化・異言語を背景とする人々と共生する能力
・自ら課題を見つけ、解決するような問題解決能力・探究力
・自らの能力を活かし、社会に資すること

国際理解コース独自の行事や日々の活動の中で、これらの能力の育成を目指します。

◆国際理解コースの魅力

① グローバル社会を生き抜く英語力を養う

(1) 高度な英語力養成を目指す独自科目

国際理解コースでは、「総合英語Ⅰ・Ⅱ」「日本文化」という独自の科目が設定されています。「総合英語」では通常の教材に加えてニュースなどを活用することで、現代的な話題に触れながら高度で実践的な英語力の獲得を目指します。また、普通コースに比べてALTの先生による授業数も多く、英語「で」学びながら国際社会に必要な素養を身につけます。

※ 文系の大学への進学に対応したカリキュラム内容であるため、理系大学への進学を考えている場合は国際理解コースはお勧めできません 。

動画、音声が流れます)

(2) Toyohashi Higashi English Camp

問題解決や異文化理解をテーマとした活動です。使用言語は英語に限られ、国際理解コースの生徒だけが参加することができます。英語を使って長時間活動をすることを通して、国際的な環境で学んだり働いたりするイメージをつかむことを目的としています。これまでに、様々な国のALTの先生と文化の違いについて、色や子ども向けの行事などを切り口に話し合ったり、海外で開発事業に関わる日本人の方から英語で現地の話を伺い、課題解決について考え発表したりしました。この活動をきっかけに国際課題の解決を志した生徒もいます。

<写真説明> 海外で開発支援に携わる日本人の方に実際の問題を紹介していただき、解決策を話し合って発表。

(3) 英語外部試験の積極的な受験

外部英語試験の受験をサポートしています。英検の場合、3年生1学期までに準1級を取得することが目標です。

② 国際的な活動

(1) 留学生との交流

本校は留学生の受け入れを積極的に行っており、留学生は国際理解コースの生徒が在籍するクラスに所属します。留学生がクラスメイトとなり、学校行事や日々の生活を一緒に過ごす中で、生徒達は互いの言語や文化を学び合います。

(2) 興味関心に沿った国際的活動の選択

様々な価値観が混在する国際社会で生きるためには、自分が何に興味があり、何をしたいのかを主張できることや、目標の実現に向けて自ら機会を求めて行動を起こす積極性が必要です。これらの力を養うために、国際理解コースの生徒は興味関心に沿った学校外での活動を自ら選び、参加することが求められます。これまでに以下のような活動に挑戦しています。

【参加活動例】

大阪大学待兼山会議、名大みらい育成プロジェクト、愛知県高校生訪問団バンコク都派遣事業、愛知県バンコク都高校生訪問団交流事業、スピーチコンテスト、豊橋まつりボランティア、日本語ボランティア、小松サマースクールなど

<写真説明>左から 大阪大学待兼山会議での発表、バンコクを訪問、バンコクの高校生との交流